商品の良い・悪いは金額では判断できない

着圧ストッキングを買いたいけど、金額が物凄く高いものから手に取りやすい金額まであって、どの今額が妥当なのかわからないってことありませんか？

金額の比較をしている比較サイトもあります。

ショッピングサイトで同じ商品でも、金額が違っていていますよね。

決まった銘柄があれば、それの一番安い店舗を選べばよいと思いますが、そもそもどれを買うか決まっていない場合、金額だけで判断するのは止めた方が良いです。

ごきげんよう🎵

美脚になりたくて、なりたくてついに・・・

一生ものの美脚を手に入れるオリジナルストッキングを作った、ふ～みんです。

今日は、私が今まで着圧ストッキングを購入した経験から、金額について書いていきます。

金額が安いには安いなりの、高いには高いなりの理由があります。

私が購入するだけの客の立場でいた頃と、実際商品を作って販売する立場になってでは、見え方が変わりました。

購入する客の立場でいた頃は、「高性能で安いに越したことがない」という考えでした。

イメージ的には「高い方が効果があるだろう」とも思っていました。

実際商品を作って販売する立場になった今は、「商品を偽りなく伝えたい」「良いものを安く提供したい」・・・「そのためにどうするか」日々そんなことばかり考えています。

金額だけで判断しないで！

高い商品=良い商品・安い商品=悪い商品ではありません。

自分に合った商品=良い商品です。

いくら高級品であっても自分に合っていなければ、良い商品とは言えないし

自分に合った商品でも、履かなければ何の意味もありません。持っているだけではタダの飾り物と同じです。

つまり、宝の持ち腐れです。

購入しても結局合わなくて、タンスに眠るなんてことも多いはず・・・

いくら良い商品でも、使い続けない事には効果は出ません。

まとめ買いをして、使わなくてフリマサイトやオークションサイトに出品されているのも目にします。

決まった銘柄があるなら、それもアリですが、あくまでも人の手に渡った素人保管の商品です。

新品未開封のストッキングにも【経年保管の劣化】があります。

まして、【中古】となれば、あなたの体型と違う人が履いて、伸びています。

どんな取り扱いをしたものか、どんな保管をしていたものかによっては、効果が落ちている可能性もあります。

販売者・取り扱い店舗によって金額は違う

海外で作られた大量発注の商品は「安い」傾向があります。

私も実際購入したことがありますが、国内工場とは編み機が違い、段階式着圧ではなく上から下までギュウギュウに締め付ける言わば「履いている時だけ細くなるガードルのような」ものが多く感じます。ウエストゴムは、しっかりしていないものが多かったです。

特にむくみが酷い人や、病気がある人は絶対避けてください。うっ血や血管が破裂するなどの危険性があります。

国内で生産された着圧ストッキングは、私が作る時工場長からも言われましたが「流行は脱ぎ履きしやすい伸びが良い商品が売れやすい（主流）」になってきている傾向があります。

国内生産は、「流行」が優先されています。

最近の商品は着圧ストッキングを履きなれている人にとっては、圧迫圧が物足りなく感じるかもしれません。

大手企業は発注ロットも多いので単価こそ安く出来ますが、抱えている社員や広告費が掛かっています。

商品的にはかなり精度が良いと感じるのが、訪問販売で売られているものです。

但し、販売員さんや多段階紹介の中間マージンが発生するため、高額になっています。

スパッツですが、私がとても気に入っている商品があります。

でも、とても高くてたくさん買えません😢現在も、42,600円で売られています。高いけど、私は大好きな商品です。

▲グラントイーワンズ社のドレナージュスパッツ

平均的にみると、90~140デニールの着圧ストッキングの市場価格は

・ドラッグストアでは2,000円前後の物

・百貨店では3,000円前後の物

・通販では1,500円～4,000円位の物

・訪問販売では、7000円～40,000円位の物

取扱金額はこのように、幅広い金額です。

1,000円以下のものは、まず着圧と言ってもむくみに対応したつくりではないと思いますので、購入の時はよく説明を読んで買うようにしましょう。

販売価格に差があるのは、どうして？

まず、ストッキングを工場に発注してから納品されるまでの工程期間は、平均2か月程かかります。

さらに、工場のラインが込み合う（春：ストッキング、秋：タイツ）の時期ともなれば、順番待ちです。

なるべく欠品を避けたいので、ある程度まとまったロットの発注と、在庫を持つので倉庫が必要になります。

小ロットの発注だと単価が高くなり、ロット数が増えると単価は安くなるものの支払額がのしてきます。

▲弊社の保管状況(2020年10月現在）

配送や、在庫管理を間違いなく作業するための専門スタッフも必要となります。

商品をアピールするための広告やパンフレットなどの広報費、パッケージにお金をかけようと思えば、キリがない位かかります。

弊社は、弱小企業なのであまり在庫を抱えられません。スタッフも大勢いるわけではありません。

そこは、削ると支障もきたしますので最低限で少数精鋭で頑張っております。

しかし、他にかけるべき予算は少なくし、商品を安く提供するように心がけました。

それぞれの販売者や販売ルート・販売形態によってかかるコストが違ってくるため、商品の価格に差が出てしまいます。

ハイソックスも、本当の治療のための物は安くはない

血管外科などの病院で、ホームケアとして薦めらるのも【ハイソックスタイプ】の弾性ストッキング。

これも、市場で500円位～1,500円くらいで売られているものが多いので、使っている方も多いとおもいます。

でも、それも本当の治療用の物は、決してそんな金額では買えないものだと覚えておいてください。

私も実際、薦められて病院で【VENOSAN】のハイソックスを購入しています。

それはこんな金額です。

病院では、きちんとサイズを計測し、履き方も指導されます。

着圧商品に慣れている人にとっては、それほど履くのが難しくはないですが初めての方は履き方を指導されないと、かなりの圧迫圧なので難しいかもしれません。

私は、強圧に慣れているので【VENOSAN７００２】という商品を購入しています。

ベノサンのハイソックスの作りは、さすが！の物ですが、それでさえ圧迫圧の耐用寿命は60回とされています。

普通の1,000円程度のハイソックスが、どの程度か・・・その辺からも考えてみてください。

▲VENOSAN７００２ハイソックス

私はパンティストッキング型が好きなのですが、VENOSANのパンティストッキング型は治療用のためとても厚く透明感がないので、日常使いには好きではないので、どうしてもむくんでいるけどストッキングを履きたくない日のためにハイソックス型も常備しています。

市販でも色々な商品が発売されていますが、本気でむくみ対策をしたいならハイソックス型では【VENOSAN】が、私の一押しです。