むくみがとれるという理由だけで選ぶのはNG！

着圧ストッキングや弾性ストッキングという商品名で販売されているストッキングが、医療用品と一般品があるのは知っていますか？

最近弊社にも多く、下肢静脈瘤を患っているお客様から

「着圧ストッキングを履くと、下肢静脈瘤は治りますか？」という質問を頂きます。

私からできる回答は、極論だけ言うと「治りません」「危険ですので、おやめ下さい」です。

ごきげんよう🎵

美脚になりたくて、なりたくてついに・・・

一生ものの美脚を手に入れるオリジナルストッキングを作った、ふ～みんです。

今日は、「脚の病気と着圧ストッキングの関係」、「ただのむくみの症状と着圧ストッキングの関係」について書いていきます。

そのむくみ！内臓の問題？血管の問題？？

あなたは、なんとなくむくんでいるように感じて夕方には靴がきついな～とか、毎日足がだる重くてふくらはぎがパンパンしちゃって痛く感じる・・・

そう感じていますか？

もし、そう感じることが多いようなら1度専門医を受診することをお薦めします。

なぜなら、単なるむくみではない可能性があるからです。

脚がむくむ症状が出ている場合は、内臓系の問題と、血管系の問題が考えられます。

放っておくと、取り返しのつかない重症になることも考えられますので、できるだけ早めにお医者さんに診てもらってください。

むくみの原因が自分でわからない場合は、総合病院の総合案内で相談しても良いですし、泌尿器科でも良いです。

血管が浮き出ていると明らかにわかる方は血管外科、体の疲れが抜けないとか体全体にむくみを感じたり、おしっこの色がいつもと違うと思った場合は腎臓内科に行くと良いでしょう。

ご自身のむくみの状態を知ったうえで、着圧ストッキングの種類を選ぶと良いです。

特に、ふくらはぎや太ももの後ろ側にぐにょぐにょ下血管が浮き出ている症状が見られる場合は「下肢静脈瘤」の場合が多いです。

その場合、自己見解で着圧ストッキングを履くのはとても危険です。

着圧ストッキングは圧迫圧が高いので、血管が破裂してしまう危険性をはらんでいます。

手術や医師の指導の元、弾性ストッキングを用いての治療が望ましいです。

私もむくみには悩まされてきていますが、その原因は下肢静脈瘤ではなく腎臓疾患があるので着圧ストッキングが手放せないのです。

腎臓病にも色々ありますので、まずは専門の病院で診てもらって、安心して着圧ストッキングで美脚作りを始めてください。

病院選びも重要

病院で症状を「脚がむくむ」と言うと、たまに利尿剤を処方する医師もいます。

むくみの原因をきちんと探らずに、利尿剤を出された場合は他の病院を再受診してください。

利尿剤を飲むと、すぐにむくみが取れるので良いように勘違いしますが、その時はむくみがとれても、2~3週間経つとかえって酷いむくみが全く取れない状態になります。

利尿作用にある漢方薬なら、応急処置としては良いと思います。

これはあくまでも、私は医者ではないので自分の経験からのアドバイスです。

病気ではないし血管も浮き出ていないけど、むくみが辛いという方の中には「かくれ下肢静脈瘤」の場合もありますので、美脚を目指すなら1度血管外科を受診して安心して、美脚作りをして行きましょう。

クリニックを選ぶと、施設もエステのような感じなので気楽に行けます。

治療用の着圧ストッキングと、一般着圧ストッキングの違い

◆　弾性ストッキング

着圧ストッキングの中には、一般医療器として販売されている製造販売許可番号がついているものがあります。

主に「弾性ストッキング」と呼ばれており、病院で治療目的で使われています。

通販や、病院の売店で誰でも購入できます。

圧迫圧が30hpa以上のもので、厚さも厚く140デニール以上の物です。

◆医療番号は付いていないけれど、医療用同等商品

医療番号の取得をしていない着圧ストッキングの中にも、医療用のストッキングを編んでいる特殊な編み機で編んでいる同等品もあります。

基本私は、これが好きです。

28hpaくらいの強い着圧で、140デニールの物が多いです。

医療用よりは番号がない分、金額が抑えられています。

とは言っても、ドイツの編み機で日本でこれを導入している工場は少ないため、ある程度の金額はします。

◆一般的な相称「着圧ストッキング」

そして、一般的に着圧ストッキングと言う名称で馴染みのあるもの。

圧迫圧も控えめで、伸び感もあり、履きやすい仕様になっています。

薄手の30デニールの物から、140デニールの物まで様々あります。

ドラッグストアや量販店でも販売されており、金額的には普通の薄いストッキングに比べると高いですが、比較的リーズナブルな価格で購入できます。

◆模倣商品

もう１つ、むくんでいる方に絶対に使わないでほしい「着圧ストッキングもどき」があります。

これは物凄く危険ですので、むくんでいる方は絶対に使わないでほしいです。

「なぜこんなに安いの？」と思う金額で販売されています。と言っても、1000円以上のものが多いです。（5足セット4000円等もあります）

費用対効果は別の話ですが、着圧ストッキングで1000円というのは、目玉が飛び出るほど【破格】です。まともな着圧ストッキングには、ありえない金額です。

どういったものか、少し判断するのが難しいのですが・・・俗にいう中国で真似して作ったものです。

中国で作っているから「悪いもの」と、いうわけではありません。

○○ショップ販売実績●万足突破！等、とても売れている商品です。（本当のとこは解りません）

あと、「超強力 加圧式美脚ストッキング」とか、「○○（商品名）等に比べ、加圧は強力です！」などというだけで、

着圧が明記されていなかったり、単に〇hpaとだけしか書かれていないものもあります。

主に顔の見えない販売者のフリマサイトで、売られている商品です。

自分の状況に合う着圧ストッキングを選ぶこと！

上記のように、着圧ストッキングにも用途に応じて種類がありますので、「売れているから」「安いから」「評判がいいから」などの理由で選ばないでくださいね。

Venus-Lineも、美脚を創るお手伝いをする商品ですが、どなたにも履いて安全！という商品ではありません。

少しでも不安に思う方は、いつでも私にご相談くださいね。