足がかゆいけど……なぜ?
下肢静脈瘤に悩む人のかゆみ対策
仕事中に太もも・ふくらはぎがかゆくなり、そのかゆみが止まらない場合、ひょっとしたらそれは下肢静脈瘤かもしれません。
下肢静脈瘤による足のかゆみは、最初は皮膚科の症状と勘違いすることが多いため、血管の浮きが見つからない場合は放置されることもあります。
すでに下肢静脈瘤と診断された人も、かゆみ対策として薬を処方される場合があるかもしれませんが、基本的に薬で根本的解決を図ることはありません。でも、仕事中のかゆみは、本当に大変ですよね。
私も時々「痒くてしょうがない」状態が続いて、病院に行くこともあります。
どれだけ塗ればいいの??くらいの量の薬を処方されることも多いです(笑)
皮膚科に行っちゃうと大体は応急処置的な「かゆみ止め」を処方されますが、実際は血液循環が整ったらかゆみが消える場合が多いです。
炎症がない場合、かゆみの根本原因が違うので適切な診療科を受診する必要があります。
ごきげんよう🎵
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下肢静脈瘤のかゆみを抑えるためには、皮膚のかゆみを抑えようと試みるのではなく、血流の改善が必要です。
今日は、下肢静脈瘤を原因とするかゆみについて、自分で取り組みたいかゆみ止め対策についてご紹介します。
もちろん、これはあくまでも応急処置的なもので、万人に効果が発揮できるとは限りませんから、症状が深刻になる前に専門の外来を受診してくださいね。
下肢静脈瘤で足がかゆくなるメカニズム
下肢静脈瘤は、静脈の血流に異常が生じて起こります。
つまり、皮膚のかゆみには血流が影響しているのです。
この点を理解せず、市販のかゆみ止めを塗り続けていても、症状が改善することはありません。
正しく原因を知り、対処につなげましょう。
下肢静脈瘤によって、足の静脈の血液がうっ血を起こす
血液は、心臓から動脈を通り全身を巡り、静脈を通って心臓に戻る構造になっているのですが、足から心臓に血液が戻る場合、重力に逆らっています。
そこで、静脈には静脈弁と呼ばれる弁が存在しており、これが血流の逆流を防いでくれるのです。
下肢静脈瘤は、この弁に障害が起き、血液の逆流が生じることで発症します。
このような血液循環システムは、主にふくらはぎに備わっており、そのため下肢静脈瘤の発症例はふくらはぎが多いのです。
皮膚表面がザラザラしたり、色がついたりする場合がある
下肢静脈瘤の症状が放置されていると、次第に足首の周囲・静脈瘤の周辺にかゆみが生じます。
これは、足の静脈に血液が溜まって血液の流れが悪くなり、皮膚表面の細胞がダメージを受けることにより生じる症状です。
これを放置しておくうちに、皮膚の表面がザラザラしたり、茶色い色がついたりするようになります。
場合によっては、皮膚が赤くなって腫れた後、皮膚の表面が黒ずむことも。
この段階で気付けるようなら、早めに医療機関を受診したいところです。
重症化すると潰瘍に至るおそれも
下肢静脈瘤自体は、発症後に適切なケアをすることで、症状改善に至る病気です。
また、基本的には良性のため、命に別状はないものとされます。
しかし、皮膚の異常を何年も放置して重症化すると、次第に皮膚が弱くなってしまい、ケガ・ひっかき傷がもとで潰瘍に至るおそれがあります。
ここまで来ると、もはや日常生活にも重大な支障をきたし、入院するような事態に発展する可能性もありますから、下肢静脈瘤の可能性があるものと自覚できた段階で、放置は厳禁と心得ましょう。
下肢静脈瘤は、かゆみ止めより血流改善を
原則として、下肢静脈瘤の疑いがある場合は早急に医療機関へ足を運ぶことが第一です。
しかし、それまでの間・もしくは診療が終わるまでの間、耐えられないかゆみに悩まされることもあるでしょう。
一時的に市販のかゆみ止めで症状が改善する場合もあるかもしれませんが、根本的な原因は下半身の血流にあります。
仕事中も、家に帰ってからも、何らかの形で血流を促進する意識が大切です。
足に血液が溜まらないようにすることが第一
手術をせずに症状の改善を図る場合、できるだけ足の血液を逆流させず、心臓に戻してあげることが大切です。
よって、保存療法として医療用の弾圧ストッキングを着用する方法が取られます。
長時間・日常的に使い続けることを想定しているため、長期にわたり使用して症状の改善を促します。
ちなみに、締め付けるとは言っても、サイズの合わないショーツ・ガードルで身体を締め付けてしまうと、かえって血管・リンパに悪影響を及ぼしますから注意が必要です。
仕事中は極力一つの姿勢を保たず、足を積極的に動かすこと
静脈弁は、血管の老化により機能が低下します。
しかし、歳をとっても下肢静脈瘤にならない人がいるように、普段の心がけや無意識に行っている習慣に応じて、下肢静脈瘤のリスクは変動します。
仕事の都合上、立ちっぱなし・座りっぱなしになってしまう職場は多いものですが、意識すれば同じ体勢を維持する時間を減らすこともできます。
座りっぱなしの人は、貧乏ゆすりをするだけでも、下半身の血流改善に役立ちます。
また、必要に応じてこまめに用事を見つけて席を立つようにしましょう。
立ちっぱなしの場合は、できるだけ屈伸運動する時間を作ります。
品出しなど、他の人が面倒に感じるような仕事であっても、身体を同じ姿勢から解放するために、積極的に引き受けることをおすすめします。
家に帰ってからのケアも大切
▲我が家のショコラも、のびのびーーーー♡
一日の仕事が終わってからは、心だけでなく足も疲れを解放するよう意識しましょう。
足首・手足の毛細血管の負担を軽減し、心臓への血流を促進するためには、以下のようなエクササイズが有効です。
①仰向けになり、両手足を天井に向ける
②手足を床に対して垂直な状態に保ち、5秒間そのままになる
③垂直状態を維持したまま、手足の力を抜いて、30秒ほど手足を小刻みに揺らす
④終了したら脱力し、再び仰向けの状態に戻る
手順①~④を3回ほど繰り返す
できるだけ、足にかかっている重力の影響を緩和するよう、エクササイズを行いましょう。
このほか、椅子の背もたれを両手でつかみ、かかとを地面に付けずに上げ下げするつま先立ちを20回程度行うのも有効です。
職場によっては仕事中もできるかんたんなエクササイズですから、時間を見て取り組んでみてくださいね。
かゆみ止め薬は、一時しのぎでしかない
下肢静脈瘤のかゆみは、薬による対症療法でごまかすには限界があります。
普段から、できるだけ足の血流を活発にすることを意識して、足回りを動かすことが改善の第一歩になります。
もちろん、病院・クリニックの指導を受け、完全回復に向けて指導を守ることも大切です。
かゆみの解決だけに気を取られず、原因を正しく把握して根本的解決につとめましょう。
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