仕事終わりの足のむくみや、頑固な便秘に悩んでいる女性は、多くの場合、食生活の乱れや運動不足を疑います。

しかし、実はその原因、身体の冷えが引き起こしている可能性があるのです。

ごきげんよう🎵

美脚になりたくて、なりたくてついに・・・

一生ものの美脚を手に入れるオリジナルストッキングを作った、ふ～みんです。

オフィスのエアコン・冬場の寒い室内など、女性を取り巻く環境には身体を冷やす要因がたくさんあります。

今回は、そんな身体の冷えを防ぐ女性の味方、ストッキング・ソックスの選び方についてご紹介します。

身体を冷やさないストッキング・ソックスとは

女性の身体を冷やさない目的でストッキング・ソックスを選ぶ場合、

大きく分けると「身体を温めるもの」と「血行の悪さを改善するもの」とに分かれます。

身体を温めるものとしてはタイツ。

血行を促進する目的であれば着圧ストッキングが挙げられ、

ソックスの場合は用途に応じて種類も変わります。

しかし、タイツはそのデザインによっては職場で履くことをためらう場合もあり、

夏場などは暑く感じられてしまうことも。

そこで、今回はTPOに左右されにくいストッキング・ソックスに対象を絞り、選び方の基準をご紹介します。

血行の悪さを改善することで、足から冷えを防ぐ

身体の冷えについて考える場合、多くの人は寒さが直接的な原因であるものと考えます。

しかし、同じ環境にいて寒さを感じない人がいるなら、それは自分の血行の悪さに原因があるのかもしれません。

そもそも、人間の身体は寒さ対策として

身体が冷えた時に血流の量を増やし

身体を温める仕組みとなっています。

一例として、軍隊では極寒の地域で暖を取るものがない時など、

腕立て伏せなどを行い血流促進して身体を温め、寒さの影響を防ごうとします。

オフィスワークなど、仕事中に身体を動かす機会がほとんどない場合、自然と身体の血流が滞ります。

そこで、特に血流が滞りやすい下半身をサポートするため、着圧ストッキングを履くと効果的です。

足指が動かせると、足の自由度が増す

一般的な着圧ストッキングは、太もも・ふくらはぎ・足首などの部位ごとに着圧を設けています。

多くの商品では、実際にむくみで辛い部分をまとめてサポートしていますが、

その分「特に辛い」部位を重点的にサポートしにくいというデメリットがあります。

むくみに悩む女性の中には、太ももはそれほど辛くないけど、足の甲は辛い人というも多いはずです。

そのような場合は着圧ソックスを選び、辛い部位に特化してケアを試みるのが一般的です。

ちなみに、着圧効果を高めるために【着圧ストッキング+着圧ソックス】という組み合わせを考える人もいますが、これは逆効果になります。

どうしても足が辛いなら、五本指・二本指など、足の指を動かせるものを選ぶとよいでしょう。

代謝を上げる効果があるものも

着圧ストッキング・着圧ソックスの中には、身体の代謝機能を高める目的で開発されたものもあります。

一般的な着圧効果に加え、遠赤外線効果・保温効果のある糸を使い、末端の血流を温めてから戻してくれるため、

結果的に代謝が促進されるのです。

物理的な寒さに悩んでいる人・ダイエット中で代謝が落ちやすい人にとっては、非常に嬉しい効果と言えるでしょう。

ストッキングを履いているだけでお腹が温まる機能を備えたものもありますから、便秘対策にもおすすめです。

身体が冷えると足がむくむ・便秘になる理由

続いては・・・

身体が冷えてしまうと、どうして足がむくんだり便秘になったりするのか？

そのメカニズムをご紹介します。

ストッキング・ソックスを選ぶ場合、むくみ・便秘が起こる原因を、

身体の冷えという観点から理解することが大切です。

▶寒さにより、血液・体液の巡りが悪くなる

そもそも、寒くなると血液・体液の巡りが滞るのはなぜなのでしょうか。

実は、これは人間の身体の構造に原因があります。

人間の身体は、暑さよりも寒さを警戒する構造になっています。

食べ物のエネルギーを消費して身体の中で代謝熱を生み出し、外界の気温の変化に対応できるよう進化してきました。

よって、寒さが生じた時、人間の身体はその機能を低下させないため、内臓の温度を一定に保とうとします。

その結果、本来であれば身体全体にまとっている熱が、内臓に集まってしまうのです。

▶内臓の活動が低下するのを防ぐことで、脚のむくみ軽減

内臓の活動低下は、日常生活に影響を及ぼします。

分かりやすい例としては、

布団をかけずにお腹を出して寝ていると、お腹が冷えて痛くなる現象が分かりやすいでしょう。

腸の働きだけで考えると、お腹が冷えて下痢になる人もいれば、逆に便秘になる人もいます。

いずれにせよ、胃腸の働きが悪くなり、日々のパフォーマンスにも影響を及ぼすことが懸念されます。

これが内臓全てに及ぶような状況になると、

身体は危機を感じ「何とかして内臓の温度を下げないようにしよう」と試みます。

その結果、手足の末端から熱が奪われていき、最終的には全身が冷えに悩まされるようになります。

熱を運ぶ血流が内臓に集中する以上、当然末端の血流も滞ります。

それでも足りなければ、

生命維持にとってその都度重要な臓器に熱量が集中し、胃腸の活動にも影響を及ぼします。

こうして、足のむくみや便秘にまで症状が悪化してしまうのです。

末端が冷えるとどうなるのか

身体の末端が冷えている状態は、内臓に身体の熱を届けている状態です。

よって、何らかの形で全身に熱が回るようにしなければなりません。

末端が冷えている人は、手足だけを温めたとしても、なかなか改善しません。

それは、末端の冷えは「内臓への熱が足りない」ために起こっているからです。

これを改善するためには、全身を温めつつ、内臓にも熱を届ける必要があります。

そのため、代謝を高める機能が含まれているストッキング・ソックスを履くと、

全身を温めてむくみ・便秘を改善することにつながります。

もちろん、身体を動かしたり血流を改善したりするだけで、ある程度身体の冷えを防ぐことはできます。

まずは着圧効果のあるストッキング・ソックスを試してみて、健康な代謝を取り戻すことから意識してみましょう。